この記事ではグループホームの遅番業務の内容の紹介と解説をします、これからグループホームに勤めようかなって方の参考になれば幸いです。
グループホームの遅番は比較的調理や掃除など介護外の業務が多いですね。
意外とまったりとした時間も多いので気を張っていると拍子抜けするかもしれません。
※実際の業務、理念は施設によって異なります、あくまで参考程度にお考えください。
業務の流れ
出勤~昼食<食事介助>
出勤後は利用者様の余韻時間なのでレクリエーションや雑談をして昼食まで過ごします。
いきなりのんびりとした雰囲気での業務開始になるので最初は逆に戸惑うかもです。
昼食の時間には日勤の職員と一緒に食事介助に入ります、介助は大変ってよく言われますが全然そんなことはないですよ。
夕食作り~おやつ
昼食が終われば早速夕食の仕込みに入ります、「ご飯なんて作ったことないよ」って方でも食材は仕出し屋さんに頼んでいる施設が殆どですし、献立に詳しく作り方が記載されていると思うのでその通りに作れば大丈夫です。
実際僕も食事なんて殆ど外食で、包丁も使ったことがなかったですが、1ヶ月もしないうちに慣れました。
慣れてしまえばなんてことないです。
3時にはおやつになりますが、施設によっては仕出し屋さんの出来合いもありますが、僕の施設では当日の職員さんのセンスになります。
ホットケーキや白玉団子、あんみつパフェなどを作るすごい職員さんを尻目に僕は殆どフルーチェでした、ごめんなさい!
レクリエーション
おやつの後は当日の職員のセンスで体操や脳トレ、カルタ、トランプ等色々なレクリエーションで利用者様とコミュニケーションを楽しみます。
ご高齢者には認知症の方も多いので、ちょっと複雑なゲームは難しかったりするのですが、そこにあえてつっこみを入れたりしてみると笑いが取れたりして楽しいですよ。
やりすぎて飲んでいるお茶を吹き出させちゃったおばあちゃん、ごめんね。。
夕食
いよいよ自分が作った夕食を食べてもらう時間です。
よく料理は愛情を込めると美味しくなるって言いますけど、美味しく食べてくれている所を想像して作ると本当に美味しくなります。
おいしいって言ってもらえたら嬉しいですよね。
夕食も昼食と同じで夜勤の方と一緒に介助に入り、合間に自分も一緒に利用者様と食事を取ります。
食器洗い
遅番の食後は食器洗いになります、夜勤者さんが利用者様の就寝介助に入りますのでイレギュラーが発生したら洗い物を中断して補助に入ります。
グループホームはそんなに人数が多くないのでトラブルは比較的少ないです。
掃除、洗濯
最後に掃除と洗濯になります、掃除は利用者様が寝ているので掃除機はかけれませんのでモップ等の軽い床掃除と手すりやテーブル、洗面所の除菌となります。
利用者様の洋服は毎日(施設によっては2、3日おき)洗濯し干すか乾燥機に入れて残りを夜勤者にお願いし業務終了となります。
まとめ
以上となります、遅番業務はどちらかというと介護業務より、家事が多めですよね。
介護職なのに介護の機会が少ないので職員からは「遅番は好きじゃない」と言う方も多いですね。
あまり家事をしていない自分にはいい経験だと思い、遅番業務も楽しませてもらっています。
こうして聞いてみると意外と楽ではないですが、きついって感じもしないんじゃないんでしょうか。
この記事をきっかけに介護職の方が増えれば幸いです。